足がつる症状を改善する漢方まとめ!天然由来の力で予防しよう

東洋医学と足がつるとは?

足がつる症状をできるだけナチュラルに治したい方におすすめなのが漢方薬です。
生薬は植物から作られているため、体に負担がなく徐々に体質改善ができます。栄養面や生活習慣などいろいろ試しても改善しなかった方は漢方薬がおすすめです。

 

 

漢方薬は東洋医学の一種ですから、まずは東洋医学で足がつるのはどういうことか知っておきましょう。東洋医学では局所で見るのではなく、からだ全体で判断しています。

 

東洋医学では足がつる症状のことを「転筋」と呼んでいます。その直接的な原因は血の不足なのです。東洋医学では血の流れはもっとも大切な要素で、流れを作るためには血がしっかりと作られていることも重要だと考えています。

 

 

血は血液だけでなく一緒に栄養、酸素などを運んだり、各所で老廃物を回収したりしています。この機能が衰えると病気になったり、からだの不調が出ると考えているのです。血が汚れれば病気になるともいいますから、健康的でサラサラと流れる血が必要です。

 

血が不足している方は次のような症状が出ることがあります。

・めまい
・ 手足がしびれる
・ 生理の遅れ
・ こむら返り

 

足がつる症状も血の不足で、女性なら生理周期が乱れるので気が付く人も多いでしょう。

 

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血が不足する原因とは?

東洋医学では足がつる症状は血の不足からなると考えられています。
これは様々な原因で起こるため注意しましょう。ひとつの原因ではなく複合的にからみあい、なかなか体質改善できない方もいます。

 

 

一番影響を受けやすいのが食生活の乱れです。
食事から血の元が摂取できていなければ、当然血が不足してしまいます。
バランスの良い食事が求められていますが、病気の後・高齢者・胃腸が弱って食欲が出ないなどの問題もあります。

 

しっかりと食べられないと感じる方も、血を増やすために漢方薬を服用し、食事ができるよう体質改善していきましょう。

 

胃腸が弱っているとどうしても食べたものから栄養が吸収できません。消化力が落ちているのは脾や胃の不調で起こります。
内臓の調子を整える漢方薬がおすすめです。

 

 

ほかにも次のようなことで血が不足してしまうことがあります。

・ 淤血(おけつ)
・ 過労による消耗

 

 

淤血(おけつ)とは血流が滞り必要な箇所に流れていない意味を示しています。
足がつる場合は下半身に血が届いていないためです。血液の停滞は腫瘍や血が固まるなどの問題が隠れています。
一見体調的に問題が無くても、血液の流れが滞ればいずれ病気に発展しかねません。

 

一時的な問題ならよいのですが、長期間血が滞るのはあまりよくありません。

 

足がつる原因とは? 

芍薬甘草湯

足がつる症状を漢方薬で改善したいなら、「芍薬甘草湯」という薬が役立ちます。
しゃくやくかんぞうとうと読み、急性期の症状にも効くため、予防だけでなく痛みが出やすい方も常備しておくと便利です。

 

 

急に痛みが出たら直ぐ飲むことで、10分程度で症状が改善していきます。
足がつる症状自体は数分も続きませんが、後々痛みが長びくこともあるため服用しておくと良いでしょう。頻繁に足がつる症状がある方は、寝室に常備しておくことをおすすめします。

 

 

なぜこの芍薬甘草湯は効くのでしょうか?

・ 筋肉の痙攣に効く
・ 胃腸の激しい痛みに

 

 

これらの症状に効く漢方薬です。急激に起こる足のつりにも効き、痛みを緩和する力を持っています。
配合されているのは芍薬甘草の2種類です。これらの漢方薬を組み合わせたものを飲むと改善します。

 

 

この漢方薬は古来の書物にも記載されているポピュラーな痛み止めの薬です。下肢の痙攣や痛みだけでなく、幅広い痛みにも効くとして使われてきました。

 

漢方薬のため強い副作用はおきにくいのですが、生薬を使っているため多少影響が出ることがあります。
それでも重いものはまずなく、長期間の服用や大量に飲む際に注意する程度です。甘草の量が多くなるとむくみ・血圧の上昇が認められます。

 

芍薬とは?

足がつる症状には芍薬甘草という2つの生薬を組み合わせます。この芍薬はどんな作用が期待できるのでしょうか?

 

芍薬という名前は花が好きな方なら一度や二度は聞いたことがあるでしょう。
ボタン科の花のことで、生薬は根を乾燥させ煎じたものを使っています。
ボタンに似た大きな花をつけ、中国などに自生しています。日本でもガーデニングのひとつとして楽しまれている方もいるでしょう。

 

 

芍薬には幾つかの作用があります。

・ 痛みを鎮める
・ 生理不順などに
・ 慢性胃腸炎にも
・ 生薬として飲むと冷えにも効く

 

 

特に冷えからくる症状を持っている女性におすすめの生薬です。
冷え、貧血、産後の回復、更年期障害、月経不順などの症状にも効果がある とされています。

 

この生薬を利用する場合は鎮痛、抗炎症、平滑筋弛緩などの作用を期待し服用します。
筋肉の緊張をほぐしたり、痛みを取り除く効果があるのです。

 

使われている原料は中国や日本のものがあります。細長い形をしており、味は苦味があります。

 

 

芍薬甘草湯以外にもよく知られている葛根湯にも含まれています。風邪の諸症状に使われる薬で、体を温める作用があります。芍薬が配合されていれば、発熱の際の関節の痛みを改善しやすくします。

 

甘草とは?

足がつる症状には甘草が配合されているものを漢方薬として服用します。薬用の植物としても広く使われており、中国以外にも北アメリカでも自生しています。

 

生薬として利用する場合は根を乾燥させます。甘草という名前の通り、味には甘味を持っています。
ただし生薬で独特の香りがあるため、甘味料としての使い勝手はあまりよくありません。
それでも食品として加工されたものもあるため、知らない内に摂取している可能性もあるでしょう。

 

この甘草は漢方薬としてはポピュラーな生薬です。漢方薬の7割に含まれ多くの薬の作用を助けています。
一般的には様々な生薬と組み合わせて処方されています。

 

 

甘草には幾つかの効能があるとしています。

・ 肝臓の機能を高める
・ アレルギー対策として
・ 抗炎症作用として

 

 

胃腸を整えたり、筋肉の急なこわばりにも効きます。

 

 

この甘草は甘味料としても食品に含まれているため、過剰摂取には注意してください。
脱力感、むくみ、血圧の上昇が見られたら量が多くなっている可能性があります。
その場合は医師に相談し量を調節してもらったり、一時服用を止めて様子を見る方法が良いでしょう。

 

一過性の症状では過剰摂取にはなりにくいため、特に心配する必要はありません。

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足がつる原因とは? 

こむら返りの治し方・・・どうして起こるのか、原因を知って自分の症状に合わせた対処法を行い改善していきましょう。
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